軽量・耐食性に優れ、金属臭がしない!
カスタマイズが可能なチタン製タンク
チタンは酸化被膜が比較的安定しており、耐食性に優れております。特に、海水耐食性はプラチナに匹敵するほどです。
軽量・高強度・抗菌など、多くのメリットをもつチタン製タンクは、食品や化学薬品など様々な用途でご利用いただけます。
現在、繊細な日本酒造りの場でも採用されております。
タンクのサイズ、容量は 4.5L・9L・13.5L・18L とカスタマイズ可能です。
製品仕様


標準仕様
容量 | 4.5L | 9L | 13.5L | 18L |
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高さ | 226.5mm | 314mm | 401.5mm | 494mm |
太さ | 胴部:Φ242×t1.0mm フタ:Φ120×t1.0mm |
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重量 | 2.16kg | 2.48kg | 2.76kg | 2.8kg |
素材 | 本体部分/純チタン クランプバンド/SUS304 パッキン/シリコン |
※サイズ等はカスタマイズ可能です。お気軽にご相談ください。
製品特長
- ステンレス製タンクと比べて軽量(チタンはステンレスの約60%の軽さ)で、耐食性に優れています。
- 金属特有の匂いがなく、チタンは他の金属に比べイオンの発生が少ないため、味や香りなど内容物への影響が抑えられます。
- チタンは金属アレルギーを引き起こしにくく、人体に優しい素材です。
- 紫外線を防ぎ、日光着色がありません。




可能性用途例
- 大吟醸を仕込むときの火入れ、熟成用の容器
- 醤油や酢など発酵食品の貯蔵、輸送用の容器
- 化学薬品、製薬、医療など耐食性や抗菌性を必要とする液体の容器
チタン製タンクの開閉の仕方
チタンタンクに関するQ&A
Q.チタン製以外だとどんなタンクが多いの?
A.
チタン製は少なく、ステンレス製(SUS304)が多く流通されております。
その他、木樽やホーロー製も多いです。
Q.チタン製タンクでお酒を造ると味が変わるの?
A. 味自体が大きく変わることはございませんが、繊細な日本酒にとって金属臭の影響を受けずに熟成できることで、日本酒の最大限の旨さを引き出すことができると考えます。
Q.どうやって作るの?
A.
金型を利用しての加工となります。
丹精を込め、一つ一つ手作業での組み立てになります。
(お客さまのご用途により加工方法は若干異なります。)
Q.日本酒以外にも可能性のある用途は?
A. 薬液・食品・海水関連は可能性が高い用途かと存じます。
Q.何本から受注対応してくれるの?
A.
1本~数10本程度が加工都合の良い数量で、凡そ2ヶ月程度にて製作可能です。
それ以上は納期とご相談させて下さい。
チタンは、軽量・高生体適合性、耐食性に優れるなど多くのメリットを持つ金属ですが、実用化されてからの歴史が浅く、その用途はいまだ開発段階にある金属です。
私どもは、チタンの可能性を開拓し、チタンの持つメリットを生かした活用方法をお客様と一緒に考えていきたいと思っております。チタン製品に関する疑問やお問い合わせなどございましたら、ぜひ一度ご相談ください。